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交通機関の罰金支払いのUX

コペンハーゲンの公共交通機関は、主にバス・S-tog(エストー:いわゆる鉄道)・メトロなどがありますが、こちらに住んでしまうと自転車が中心になり、乗る機会があまりないという人も多いのではないでしょうか。

しかしながら、たまに乗る際にはルールの違いを意識して乗らないと、結構な頻度で乗車券チェックの係員が回ってくるので、罰金を払うことになります。
コペンハーゲンでは、S-togは乗車券のチケットだけで自転車を載せられる(らしい)のですが、メトロの場合は、自転車用のチケットを別途購入する必要があります。先日遠方に自転車をメトロに載せていく機会があったのですが、何を勘違いしたか、メトロは自転車チケット不要と誤って覚えていて、みごとに罰金をくらったのですが、罰金支払いのカジュアルさがちょっとおもしろかったので簡単にメモ。

罰金は銀行や郵便局でも支払えるみたいなのですが、インタネットでカード決済が簡単だよと係員に勧められたので、今回はカードで支払ってみました。たしかにとても楽々なので、すごく罰金がカジュアルに感じられます(想像するに罰金が結構な収入源になっている気がします)。

メトロ罰金支払いの手順はこちら:

罰金を課された時に係員にもらう罰金票はこちら。

罰金を払うには、メトロのページに行き、
http://www.m.dk/
Customer Serviceのページに移動します。

するといきなり罰金支払いについての項目が現れるという(罰金支払い)ユーザーフレンドリーな設計。

あとは罰金票の番号を入力して、

名前の頭文字を確認してきます。
(ちなみにメトロで罰金を課された時点でCPR番号なども登録されますので、こういった情報も蓄積されていくんでしょうね。)

あとはPayをクリックして、カード番号を入力するだけという簡単さ。

「罰金」という言葉の重みを微塵も感じないUser Experienceになっており、いろいろ思うところもあるのですが、一度ぐらいは経験しても良いかもしれません。

 

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